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2010年1月15日 星期五

創業時の事業計画書(1、人に見せる為につくるのではない)


起業しようと考えたら、まずやらなければならないのが事業計画書作りだ。これがなければ資金提供者を集めることもできない。特に、収支計画(PL)、資金計画(CF)は事業を始める第一歩だ
  しかし、この第一歩からして勘違いしている人が多い。

事業計画書は、人に見せるために作るものではない。

起業する人の中には、事業計画書とは人(出資者や協力者など)に見せる為に作る人が居る。人に見せる為に、少しでも数字を良くしようとし、実態からかけ離れた数字をつくる。数字を見せる相手が、もしプロならば、そんな数字は直ぐに見破る。
事業計画書はそれそのものよりも、作る過程と、作った後にそれを実行する行程にこそ、価値がある。極論を言うと、「事業計画書」なる紙切れそのものには価値が無い。

事業計画書を作る過程に於ける価値を得る為には、事業計画書は社長が自分自身で作らなければならな い。仮に創業メンバーの1人に財務担当がいたとしても、社長が自分で作らなければならない。仮に3~4人ぐらいの少人数で起業し、全員が役員ならば、社長 が中心になり、全員で相談しながら作った方が良い。
創業時のPLとCFは、最終版を作るまでに2~30種類は作ってみるべきだ。ありとあらゆるシミュレーションをパソコン上で事前にやってみることに価値がある。初めて事業をするならEXCELと丸3日、できれば1週間ぐらいは取っ組み合いをやって欲しい。
私のところへ、出資して欲しいと来た人にPL、CFの計画を見ながら質問をしてみると、計画外の事に何も答えられない人が多い。
「もし、システムの開発が3ヶ月遅れて、売上が計画より10%下回ったら、資金はいつ尽きますか?」
「原価率が計画では30%ですが、それが40%になって、社員数が後1人増えたらどうなりますか?」
「解約率が10%上回って、客単価が10%下がれば単月黒転はいつですか?」

創業時の事業計画が計画通りに行ったことなど見たことが無い。だから、計画をどれだけ下回れば、キャッシュがバーンナウトするのかなど、限界値を把 握しておく必要がる。いろんな変数の数値を入れ替えてみて、どのような結果になるのかを試して見ておくと、数字の感覚が体に染み込んでくる。
コレこそが事業計画書を作る一つ目の価値、意義だ。

本日は、ここまで。
書きかけの他の連載と織り交ぜながら、この連載も進んで行きます。

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