宅配ビジネスの「デメリットとその対策」について
お話をさせていただいているのですが、
今日は、
「回収にかかるコストをプラスに変える方法」
についてお話をさせていただきたいと思います。
宅配ピザなどのように容器の回収を必要としないお店の場合
「回収のコスト」
について、議論はされないと思います。
しかし、容器の回収を必要とするお店にとっては、
回収コストは非常に大きな問題です。
なぜなら、
容器の回収のため、同じ所に2回行くということは、
1回のお届けで済む場合と比べると
人件費やガソリン代が単純に2倍はかかることになるからです。
そして、
ただ回収にいくら時間を費やしたとしてもても
売上が上がることはありません。
逆に時間をかければかけるほどマイナスになります。
私は、
回収作業が無駄だと言っているのではありません。
絶対に必要な作業です。
ただ単純に容器の回収だけをするのが、
もったいないということを言いたいのです。
宅配ピザ店などのように容器の回収を必要としないお店は、
自分たちが容器を回収をしている間に
販売促進活動を行うことができます。
容器の回収がなければ、
売上げを上げる活動がその分できるということです。
宅配ビジネスにとって
日々のこの活動の差は非常に大きなもになります。
そして、
容器の回収を必要とするお店がこの問題を解決する方法が
「回収作業を販売促進活動に変えて売上げを作っていく」
という方法です。
どういうものかというと、
回収をする時にお礼状を持っていくなど、
お客様との接触頻度を増やし
近隣の法人営業やDM配布を一緒に行うようにするというものです。
そうすることにより、今までマイナスだった作業を
プラスを生み出す作業に変えていくことができるのです。
逆に宅配ピザ店には、なかなか真似できない
販売促進活動もできるようになるのです。
実際に私のお店では、専用のコンピューターを使い
住所別に細かくDM等を分けておき、
容器の回収をする時に
お礼状などと一緒にそれらの販促物を配るようにしています。
作業効率を上げるため、
地域ごとの地図などをコピーして準備しておき、
DMを配る時などには、その地域の地図を
一緒に持っていってもらうようにもしています。
このような作業を行う時の考え方は、
「回収ついでの販売促進活動」
と考えてはいけません。
「販売促進活動ついでの回収」
と考えるようにすれば取り組み方が変わります。
私は容器の回収作業よりも、
販売促進活動の方が優先順位が高いと考えているのです。
容器を回収する商品を提供する場合には、
このように考えて取り組まれてください。
次回も宅配ビジネスの「デメリットとその対策」について
お話をさせていただきたいと思います。
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2010年1月9日 星期六
「回収にかかるコストをプラスに変える方法」
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